【神　田】貝呑

活魚・活貝・活蛸・活海老・鮮魚。
仕事終わりの労働者が夜な夜な集まる
さびれた海沿いの酒場。

今朝水揚げされたであろう魚介類は市場のように無造作に並べられ、
その魚介を囲むように並べられた檸檬が食欲をそそる。
飾りっけのない無骨な店内に横積みされた樽からたっぷりと注がれるワイン。
シンプルに炭火でグリルした鮮魚に、
シェフは特製のオリーブソースを塗って無造作にテーブルにつきだした。
本日の仕入による、本日の即興料理に今夜も下鼓を打つ。